長崎県美術館
行ってきましたヨ、「北欧モダン デザイン&クラフト」展。
1950年~1960年代を中心に活躍したデザイナー達の、家具や照明、家庭用品を見て来ました。
「北欧デザイン」はやっぱ人気がありますね。
試験に出てくるようなメジャーなデザイナー(ウェグナーやヤコブセンなど)の椅子とかでも”当時のもの”であるというのが感動ものでした。
自然素材を多用したシンプルモダンなデザインで機能的なのにあったかい印象のする北欧スタイルは、日本のインテリアにもよく調和する感じがします。
カーテン生地もフィンランドのマリメッコ社とかスウェーデンのボロス社とか人気がありますね。私的には色鮮やかで大胆なものより、くすんだ色使いのものが好みです。一番心惹かれたのは ステイ・リンドベリ というデザイナーの食器や彫刻でした。(トモ)
私はモーエンセンのスパニッシュチェアに座られた事です。(ヒロ)
質感、品質、裏面の形状等々を実際に手に取って見る癖のある私は、無意識のうちに、ついつい展示物に触れようとして、トモから ”喝!!”。危ねぇ~
たまには美術館やコンサート、芝居などの芸術作品に触れる事はいい事ですね。
会場出口に商品が展示(座ってもOK)してあったので、勿論、触りまくってきました。
モーエンセンが1958年スペインを旅した際に、スペインの伝統的な椅子にインスピレーションを得てデザインした椅子です。アーム部分はグラスやコップを置く場所として実用的な面も備えています。オーク材とレザーという素材の組み合わせは彼の作品の特徴です。価格:392,700円
1958年エッグチェアと共に、SASロイヤルホテルのロビースペースにアルネ・ヤコブセンがデザインした椅子。その形が「白鳥」を連想させる事から「スワン」と呼ばれ、世界中で愛されています。価格:637,350円
【エッグチェア】(右)
卵を思わせる形から「エッグ」と名付けられ、スカンジナビアンデザインの傑作と言われている。包み込まれるような背もたれはプライバシー空間も創り出してくれます。価格:604,800円
1949年ウェグナーによってデザインされたこの椅子は背もたれが「Y」の字である事から日本では「Yチェア」として知られています。蒸気で曲げられた無垢材を研磨し、職人の手によって仕上げられています。価格:85,050円
【アームチェア】(左)
1962年にデザインされた「CH36」と同様に直線を多用し、ウェグナーの椅子の中でも最もミニマルなデザインとも言える椅子です。 価格:136,500円