既製品について
お客様より、某通販会社から購入された 「木製ブラインド」、「ブラインド」、「ロールスクリーン」の取り付け依頼がありました。特段気にする事も無く施工を開始したら、かなり面倒な事 取り付け自体は難しくなかったのですが、ブラケット(取付金具)と製品本体の取付け位置、下地の有無などから思っていたより時間がかかりました。そこで、気になった点を列記してみました。(商売上、メーカー製品を売り込みたいので・・・
) あくまでも私的な意見ですが参考になさってみてはどうですか?
① スラットを全閉してもスラット間の隙間が閉じずに、外の景色(室内)が透けて見える。
② 上げ下げするスラットを停止させる為のギアにコードが噛みやすい(作業中に1度噛んでしまい、外すのに一苦労でした)
③ バランス(本体のヘッドボックスカバー)の取り付けは両面テープで貼って止めるだけなので、夏場は熱によるズレが心配
① なぜ今どき?
【PVCとは】・・・加工のしやすさから日用品や玩具、建設材料など多種多様な製品や工業材料として使用されてきましたが、塩素を多く含んでいるため、焼却処理に伴うダイオキシン類の主要発生源とされています。90年代に入り消費者や市民団体による不買運動が起こるなど社会問題化し、製品への使用を控えるメーカー等が急増しています。また、ポリ塩化ビニルを製品化する時に可塑(かそ)剤として用いるフタル酸エステルは環境ホルモン物質であるとされ、厚生省は2000年6月、食品製造時の塩ビ製手袋の使用を避けるよう事業者に通知したとの事です。
② 塩ビとあって透け感はどうしても否めません。
① 遮光のしっかりした生地でしたが、レーザーカットがされてなさそうで、使用と共に両エッジがほつれてこないか心配です。
② 巻きズレがどうしても発生してきます。巻きズレ補正の方法も特にないようです。
通販メーカーとは違い国内大手専門メーカーは、莫大な研究開発費を投じて製品を世に送り出し、品質向上、性能強化を行っているのですから、機能的に明らかに既製品との違いが出てくるのも納得できます。その上に、私たち専門業者によるアフターメンテナンスの充実も図っているのですから、必ずしも価格重視がベストな選択ではないと私は思います。
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