おすそわけの心
早朝、携帯が鳴り出てみるとH様から。
H様曰く「お魚を釣ってきたけど、食べきれないから食べてかせして。」
「かせして」とは佐世保弁(?)で「手伝って」という意味。H様は以前、新築をなさった時にカーテン工事でお世話になった方です。ご夫婦ともに非常にお優しく、ご主人は町の名士とも言える方で、奥様はいつもとびきり優しい笑顔でお話しくださる素敵な方。
ご主人の釣の腕前もかなりのもののようで、いただくお魚はいつも型が良くてぴっちぴちした天然のもの。(スーパーで買ったらかなりのお値段・・・)などとつい考えてしまうほど。
けれどお二人はこちらが気を使わないようにと「かせして」とおっしゃるのです。
日本語ってやっぱり奥が深いなぁ。それにあったかい。
車で3分ほどのH様宅へ伺うと、とびきり新鮮なイサキでした。仕事がらついスケールで寸法を測ってしまうのですが、一番大きいもので全長330mm(これも仕事がらミリ単位・・・)なんと14尾も!!お隣やお友達にもおすそ分けいたします。